スイス日記  〜恐るべし、、クレパス〜

こちらスイスは、相変わらずの暖冬で、雪は降ってません!!
先日、ツエルマットの町が雨だったので「山は雪で明日はパウダーかな?」
と期待を抱き朝、山に向かいました。

ゲレンデに行くと、パウダーは無く少し積もる程度でした、、、。
日本人グループでフリーランをしながら、パーク&パイプをながした所、、、
ティーバー乗り場で韓国人リー君(稲垣五郎そっくり!!)が、アタフタしていました。

どうしたのか訪ねると、「キム(17才)がクレパスに落ちた!」と言うじゃないですか!!!!

リー君に聞く所によると、、
「二人でティーバーの横の所でようをたそうと思って二人で歩いていたら
キムがいきなりクレパスに落ちて目の前から消えた!!」と言う事で!

クレパスに落ちたのがティーバーと場所が良かったので、すぐヘリコプターやレスキュー隊が
来て、救助にあたり、私達もキムの安否が気になったので声をかけに行こうと行ったら
「クレパスが多いから来ちゃダメ!」と言われ、、離れた所から見守りました、、、。

スイスは、氷河で出来ているのでクレパスが多く、、そのクレパスも少し降った雪で表面は
埋まっていても クレパス自体は埋まっていないので、、ほんのすこしのコース外でも危険!
との事です、、。(簡単に言うと、落とし穴が色々な所に隠れているような感じ)

後日、キム君にクレパスに落ちた感想を聞くと「立ちション(@@)をしてたらいきなり
おちて5メートル位おちて、幅は人が二人分位で、真っ暗で凄く寒かった!のぼってクレパス
から出ようと思ったら、さらに10メートルおちた(計15メートル)、、クレパスの中から
落ちた穴を見ると暗闇の中にポツンと小さな穴があるだけで「助けて〜」と言っても自分の声
が響いていた、、雪の上を歩いていたから、まさかクレパスが隠れていると思わなかった>< 」
との事でした!!

そんな中、、救助から1時間後にリー君は救助されました。。
そして、、救助費用は、、3685スイスフラン!!(34万円位!!)
もちろん、、海外保険で!との事です、、。

聞く所によると「クレパスの深さが深すぎると、レスキュー隊も救助出来ない」との事です。
「ってことは?深いクレパスに落ちても、人は生きていても助けられないって事ですか?」
と聞くと、「そういう場合もあります」って〜!!
「じゃあ、、生き殺し?!」と言うと、「そう、、」ですって〜!!
凄く、恐〜〜〜〜〜〜〜〜い!!

キム君が無事でよかった><
そして、、これからも、、スキー場でクレパスに落ちる人がいません様に、、、、

2003/10/25