第1戦 IAT CUP  〜岩手県 安比高原〜

今年もやって決ました!IATカップ!!
毎年開催される大会で歴史がある大会です。
今年は、雪不足の為にBX競技は中止になりHPのみの開催となりました。
PSAホームページで事前にエントリー選手を見てみると、、、プロ登録している選手のエントリーが少ない!!、、、FIS(スキー連名、スキーボードという競技名にかわります)の大会に出る人が多いとの事と、選手の大会離れ?!なのか、、と思いながらも、いつもの主力メンバーのみの濃い大会になりそうだな〜と思いながら、岩手県安比高原に向かいました。


      1月30日 >>岩手県安比高原到着&アマ予選<<
岩手県まで遠い道のりなので公開の前日に移動をしました。
安比高原にあるコンビニなどで友達に逢い&アマチュアの友達にパイプの状態メールで聞くと、、、
「サイズは3メートル位でやらかくてすぐ壊れるからやばい><」「怪我人が多い!」と聞き、、落ち込む、、

      1月31日 >>エントリー確認&公開練習&アマ戦本戦<<     
先シーズン以来振りに会う人&スイス以来に会う人、、、久しぶりに再会で同窓会気分!!
プロの公開練習は14時からでその前はアマ戦プロトライアルが開催されているので友達の応援とパイプチェックをしようと思い用意していると、パイプを見に行った人から、またまたパイプがやばいと聞いたので、公開練習では、本戦の様に気合いを入れるのですが、アマ戦後で壊れているとのなので「発数&形&斜度チェックのみ」にしようと思いました。足首、膝を捻挫してるし、、(28日に浅貝にて、、、)そして、パイプに!!皆が「やばい、やばい」と言っていたのですが思っていたよりも悪く無く「普段の滑っているパイプの方が悪いかな」と思いながら公開練習が始まりました!公開練習を終えた皆のパイプの感想は良く無いのですが、形自体は綺麗で雪が柔らかいので壊れるだけなので明日のシェイプに期待!!と言う事になりルーティーンも明日の公開練習で決める事にしました。   

      2月1日 >>IAT CUP <<
8時30分〜競技開始!20分間の公開練習後(ハイクアップで3〜4本位)9時予選スタート!!
女子27人&男子64人の競技が始まりました。パイプのコンディションは、形もよく、良いパイプでした。(パイプスペックは、全長100m、斜度15度、幅19m、壁の高さ3.7m)しかし、きっと決勝時には先日のアマ戦後位に壊れると予想されました。

女子全般のルーティーンは、回転の多くはフロント540。
中には、バックサイド540、アッパーデッキをやる人もいました。
女子のルーティーンは、プロもアマもあまり変わらないのですが、やはり完成度が違う感じを受けました。エアーの高さはあまり変わらないのですが、回転の数と完成度が決め手になったと思います。 シーズン初めの大会でしたが、女子全体のルーティーンは変わらない感じがしました。

男子の方もルーティーンは去年とあまり変わらず、やはり決め手は女子と同様に回転技の完成度&高さだと思いました。
去年からルーティーンの全てが回転技、エアーは1発などが多く見られましたが、今回の大会では、横回転があまり目立たず、縦回転が多く見られした。横回転では、フロント900&フェイキー900が3人位ルーティーンに取り込み、去年同様に720が多く見られました。

女子 リザルト
1位 三井真紀プロ 2位 青木美保プロ 3位 佐々木陽子プロ
<決勝2本(どちらかのベストランポイント)で1本目は青木美保プロがトップでしたが 2本目で三井真紀プロが720を決めて優勝> 

男子 リザルト
1位 龍プロ 2位 梅木基英プロ 3位 山本真丈プロ
<前日の公開練習&予選でも一人飛び抜けた高さで山本真丈プロは、フロントロデオ720〜フェイキ720〜エアー〜バックサイド540 !!
梅木基英プロは、唯一全て横回転でフロント360〜フェイキー720〜フロント720〜フェイキー900をメイク !龍プロは、マックツイスト〜ロデオ720〜キャバレリアル〜720メランコリー〜スイッチインディーをメイク!>

第1戦では、アマ戦から大会中に怪我人が多く、プロ戦では大会前に怪我人が多く&エントリー数が少ない、、など有りましたが、本戦天候にも恵まれ、秋田テレビの中継&観客に恵まれ、IATカップが終了しました。
歴史ある大会なので、来年もきっとあるでしょう!!!

2004/2/5